vitamira's diary

benikake sorairo

ドイツで暮らす旅好きな人。下のメニューバーは押してもどうもなりません☺

アイルランドの入国(2015)

北海道の雪まつりのように寒さや雪を観光に生かせる地域を別にすると、冬、ただ寒いだけの地域はオフシーズンなので航空券が少し安い。

だから私のヨーロッパ旅行は2月になる。

そう、2011年に語学留学で1年ロンドンに行ったときも、出発は2月の半ば。到着して1週間はくもりと雨の陰鬱な天気で、気分はくぐもった。ホームシックにはならないが、とにかくテンションの上がらない天気だったのをよく覚えている。因みに、もともと低空飛行が通常運行な私のテンションを一気に突き落としたのは、かわいいルックスにひかれてうっかりスーパーで買ったお菓子だった。ピンクと黒のキャンディで時々うずまき模様が混じっている。(ヨーロッパに一度でもいらした方は、私の犯した間違いをもうおわかりかもしれない。)

はじめてイギリスで買ったおやつが、リコリスだった気持ち。

・・・(゜ω゜)

 

2015年の話にもどります。

ドイツ、イギリス、アイルランドが目的の今回の旅で利用した航空会社は;

Korean Air, Norwegian Air, Aer Lingus

ナッツ事件の頃だったが、エコノミークラスに乗る私にはあまり関係のない話だ。フィドルも快く持ち込ませてくれて、とても有難かった。韓国料理の出る機内食は大抵いつもおいしい。ドイツからイギリスに飛ぶノルウェーのLCCは未だ経験したことのない狭さの座席で、初めて、「出来れば次回からは遠慮したいな・・」と思った。ジェットスターよりもコンパクトな座席だった気がする。

アイルランドでは入国手続きで随分足止めされた。私が一か月の滞在予定で、知り合いもなく、宿は最初のダブリン数泊分しか予約してなかったのと、現金とか残高証明がなかったので、どこに滞在するんだー、何をするんだー、何、音楽?家の中でずっと弾いてるつもりなのか?などなど、そんなわけないだろ!というようななんや意地の悪い質問をされたりで、中々通してもらえない。もうとっくに出て来ているはずのフィドルが持ち主なくカルーセルに放置されているのも心配。。

どこにどうやって滞在する予定なのか、いつまでいるつもりなのか(多分長く滞在して就労を始めるのではないかという心配かな)というのをしつこく聞かれるので、日本に帰る航空券はあるし、日本に帰れば4月からの仕事が決まってるし、手持ちの現金は今ないけど、クレジットカードがあるから1か月の生活費も問題ないのだというと、じゃあ今ここで400ユーロ出してって言ったら出せるのかと聞かれ、もちろん出せると答えると、やっとスタンプを押してもらえた。普通観光ビザなら3か月いいような気がするが、きっちり滞在予定最終日までの一か月で日付を書き込まれた。もしかしてこのまま入れず、イギリスかドイツか日本に戻ることになるのかー?!とまで思ったけれど、入国できて良かった…(´ω`)

アイルランドはとっても良い国です。でも、最近は入国がどんどん厳しくなっているみたい。私はこれからヨーロッパに住むことになるので、アイルランドは近くなるけれど、次は気持ちよく通してもらえるといいなぁ・・。とはいえ、パスポートにスタンプが多くなってくると、それだけ税関の担当者の目もひくわけで。

モハーの崖、いい景色だったなー。
7日7晩やっているダブリンのセッション、素晴しかったなあ。